チャスケルベルグ氏は、家族の寫真アルバムは、私たちの記憶とアイデンティティの一部であるという。多くの住民が津波で家族アルバムを失った。チャスケルベルグ氏の寫真は、彼らが新たな追憶の方式を作るのを助ける試みでもある。寫真は、トラの衣裝を身にまとって大槌灣の埠頭に座った地方保護協會のメンバー。現地の人々は毎年、このような伝統の衣裝を著て歌を歌い、舞いを踴り、その年の豊漁を願ってきた。