2020年東京五輪?パラリンピック組織委員會の小野日子スポークスパーソンは9日、東京五輪の環境にやさしい理念を示すため、日本人に古くなった攜帯電話やその他の家電製品を集めるよう呼びかけると述べた。回収された金屬材料を使い、五輪メダルを作るというのだ。
小野氏は記者に対して、「2010年のバンクーバー冬季五輪に、金屬材料を回収してメダルを作った先例がある。今年のリオ五輪でも、回収された金屬が金メダルと銅メダルに使われた」と述べた。小野氏は、東京五輪の何枚のメダルに使われるのかという質問に対して、詳細な內容は追って決めると述べた。
東京五輪組織委員會は、金銀銅の5000枚すべてを作るため、約2トンの金屬材料が必要と見積もっている。
東京五輪のメイン會場の建設費が高額で、各方面から批判を浴び設計案の変更を余儀なくされた。ある専門家チームは先月、「ケチケチ」しなければ東京五輪で300億ドルが使われ、招致時の予算の4倍に膨れ上がると指摘した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2016年11月11日