3月3日と4日、東京都にある明治神宮の大鳥居と南神門に何らかの液體がかけられていたことがわかった。日本の警視庁は13日、監視カメラを確認し、40代の中國籍の女2人の犯行とみて建造物損壊容疑で逮捕狀を取った。
NHKが警察からの情報として伝えたところによると、監視カメラには2人の女が何らかの液體をかける様子が映っていた。捜査により、2人は40代の中國籍であることがわかった。
警視庁は中國籍の女2人の逮捕狀を取ったが、2人はすでに出國しており、警察は再び日本に戻ってくると見て全國に指名手配した。
また報道によると、明治神宮だけでなく、都內の増上寺、京都市の下鴨神社、沖縄県那覇市の首里城など16都道府県の48カ所の寺?神社でも液體がかけられた跡が見つかった。
NHKは、中日間に容疑者の身柄引き渡しに関する條約はなく、中國側が日本側の要請に応じなければ、2人が日本に引き渡されることはないと報道。
また別のメディアは、警察當局は周辺の監視カメラを調べ、49歳の中國籍の女2人の犯行であると特定したと伝えた。警視庁は、2人は中國の吉林省出身で、3月27日に上海を出発し那覇市から入國し、4月4日に羽田空港から上海に戻ったと発表。日本は全國に指名手配したが、2人が日本に再入國しなければ逮捕できない。警視庁は國際指名手配も念頭に入れているという。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2017年4月14日