日光が有名なのは、雪山の麓の靜かな町の風(fēng)景、それから美しく保存狀態(tài)が良好な神社仏閣のおかげだ。
「二社一寺」を始めとする徳川幕府の廟所は、前世紀(jì)末に世界文化遺産に登録され、特別な保護(hù)下に置かれた。世界各地の観光客が參拝に訪れている。
大猷院はこの美しい寺の一部で、17世紀(jì)の江戸時(shí)代に建てられた。大猷は『詩(shī)経』の「秩秩大猷、聖人莫之」から來(lái)ている。これは良き法則と秩序があり、偉大な功績(jī)を成し遂げることができるという意味だ。
日差しに最も近い場(chǎng)所、拝殿は金色の光を放ち、天高くそびえている。宗教には多くの共通點(diǎn)があるようだ。人々は死後、高い場(chǎng)所に祀られるほうが、魂が天國(guó)に屆きやすいと信じている。
ただ麓から山頂まで歩くならば、「九重の天」の光景を想像することはできないだろう。この登坂路は意図的に敷居で切り離されているが、到達(dá)後の期待と喜びは、雲(yún)の中に入っていくような感覚を深める。こうして筆者は大猷院の石段で「九重の天」にのぼり、金色の輝きを目にした。