今年の8月「撫順の奇跡を受け継ぐ會」が旅行會社と撫順へのツアーを催行しました。10人の日本人が撫順へ観光に來たので、同僚の日本語の先生と生徒を連れて、交流をしに行きました。朝鮮族第一中學からは第二次世界大戦中の戦犯管理所が近かったので、ツアーが戦犯管理所を回るタイミングで先生と生徒に來てもらいました。ほとんど日本人が來ることのない町なので、先生も學生も普段はできない多くの日本人との交流を楽しんでくれました。ツアーの日本人の方々から來年は朝鮮族第一中學を訪問して、もっと日本語の先生や學生と交流する時間を持ちたいと言ってもらっています。同僚の先生に話すと賛成してもらえたので、來年はもっと長く日本人と學生たちとの交流ができるのではないかと思っています。
9月になってから新しい學年が始まりました。授業も9コマまで増え、本格的に撫順での活動が始まった気がします。生徒たちはあまり勉強が好きではないですが、日本語や日本文化を楽しみながら、授業を受けています。新しい學年が始まってからは、以前より関わる生徒も増え、いろんな話を中國語や日本語でしています。最初は不安もありましたが、いろんな人との出會いが、私の生活や活動に瑞々しい輝きを與えてくれている気がします。これから本格的に朝鮮族第一中學での活動が始まりますが、いろんな出會いと交流を大切にして、活動につなげていければいいなと思います。
遼寧省撫順市朝鮮族第一中學 日本語教師 藤本尊正
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「人民網日本語版」2017年11月16日