神奈川県の「9人連続殺人事件」に続き、日本で母親が子供の遺體を家に20年間放置するという事件があった。21日、大阪府警は斎藤真由美容疑者を逮捕。53歳の容疑者は前日に「20年前に4人の子供を産み落とし、遺體をバケツに入れてコンクリートで固めて置いている」と警察に自首した。
『毎日新聞』の21日の報道によると、警察は斎藤容疑者の自宅を捜査し、クローゼットからコンクリートの入った4つのバケツを発見した。バケツはビニール袋で覆われ、段ボール箱に入れられていた。中からは人間の骨が見つかった。21日早朝、警察は斎藤真由美容疑者を逮捕した。
斎藤容疑者は、4人は自分が20年前(1992~1997年)に家の中で産んだ子供だと供述。當時は育てるお金がなく、バケツに入れてセメントで固めたと話している。4人は當時付き合っていた1人の男性との子供で、出生屆は出していない。斎藤容疑者は遺體を入れたバケツを家に放置し、2年前の引越しの際にも一緒に持ってきたという。
斎藤容疑者は現在、10代の息子と一緒に暮らしている。警察の調べによると、この男児は彼女が唯一遺棄しなかった子供である。20年が経って自首した理由について、斎藤容疑者は「自殺も考えたが、息子を置いて死ねなかった。ずっと苦しんでいたが、誰にも話せず、交番に行った」と話している。現在、警察は4人の子供の死因を調べるとともに、斎藤容疑者と4人の子どもの親子関係のDNA鑑定を行っている。
次々と起こる恐ろしい事件に対し、日本のネットユーザーから「日本人はどのような社會に生活しているのか」などの聲が上がった。中には、「お金がなければ産まなければいい。産んでから育てられないとわかったら、養子に出すなどの選択もあった。そのような方法で解決するというのは最も良くない」という批判もあった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月22日