中國(guó)に再進(jìn)出してから初となるフラグシップ機(jī)「AQUOS S2」を発表してから4カ月後となる12月7日、SHARP/InFocus Mobileブランドのグローバル事業(yè)CEOである羅忠生氏は深セン竜華科技園で、21世紀(jì)経済報(bào)道の獨(dú)占インタビューに応じた。羅氏は、ブランドの影響力の不足から、S2の販売臺(tái)數(shù)が予想を下回っていると認(rèn)めた。
また來月にも畫面占有率が世界一のスマホを発売すると明かした。今後はブランド?製品に取り組み、來年にも全シリーズの製品を発売し、市場(chǎng)シェアとブランド影響力を高めると述べた。
中國(guó)市場(chǎng)撤退から4年後となる今年3月、シャープのスマホ事業(yè)が中國(guó)復(fù)帰を宣言した。フルスクリーンの時(shí)代に入り、その先駆けとされているシャープは中國(guó)でAQUOS S2を発売した。フルスクリーンの攻勢(shì)をかけ、中國(guó)市場(chǎng)の基盤を固めようとした。
羅氏は「中國(guó)市場(chǎng)で當(dāng)社が最も成功したのは、フルスクリーンという流れをリードしたことだ。また當(dāng)社はブランド力の不足を?qū)g感している」と述べた。
データによると、AQUOS S2の8?10月のオンライン?オフライン販売臺(tái)數(shù)は約1萬臺(tái)。現(xiàn)在もシャープ製スマホの中堅(jiān)的な力となっている。
市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社のKantar Worldpanel ComTechが6日に発表した、今年第3四半期の世界スマホ市場(chǎng)データによると、中國(guó)市場(chǎng)のトップ5ブランドは、ファーウェイ、シャオミ、アップル、vivo、oppoの順で、販売臺(tái)數(shù)の91%を占めた。前年同期は79%のみ。
中國(guó)市場(chǎng)のシェアがトップメーカーへの集中化を続けていることが分かる。また一部のブランドが圧力を受け、小規(guī)模メーカーの生存空間が狹められている。
Kantarの世界事業(yè)部門責(zé)任者のDominic Sunnebo氏は「魅族、楽視、酷派、ZTE、レノボといった中國(guó)ブランドの成長(zhǎng)に急ブレーキがかかり、多くのブランドのシェアは1%程度だ。サムスンの中國(guó)での業(yè)績(jī)も悪化を続けており、市場(chǎng)シェアは現(xiàn)在2.2%のみだ」と指摘した。
このような狀況は、中國(guó)に戻ってきたシャープにとって友好的ではない。市場(chǎng)は日増しに飽和化し、買い替えを検討するユーザーはブランドを重視する。大手は製品、チャネル、マーケティングに投じる潤(rùn)沢な資金を手にしているが、シャープ製スマホはまだ利益を生み出しておらず、試験的な段階に留まっている。
羅氏は「これまで自社スマホブランドの位置づけを楽観視していたが、ユーザーの間での認(rèn)知度が不十分なようだ。ブランド認(rèn)知度は非常に重要で、致命的でもある。ブランドの蓄積には2?3年の時(shí)間が必要だ」と判斷した。
しかしシャープの革新力については強(qiáng)い自信を持っており、「當(dāng)社が1月に発売する新製品は、業(yè)界の3?6カ月先を走っている。S2の販売が予想を下回ったのは製品が悪いのではなく、ブランドの影響力が不足しているためだ。ブランドの構(gòu)築には時(shí)間がかかり、長(zhǎng)く険しい道を歩むことになる」と話した。
「中國(guó)網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2017年12月14日