「親子で行く日本の旅」に參加した上海のある小學生は3月1日、日本の農村の宿に宿泊し、「気持ちよく眠れた。あと何日かここに泊まりたい。みんなと雑魚寢し、とても暖かかった。みんなと一緒に食卓を囲み、ちびまる子ちゃんの家にいるかのようだった」と語った。環球網が報じた。
中日國交正常化45周年を記念し、 日本政府観光局(JNTO)が中國人観光客を対象に実施した「2017年VISIT JAPAN 中國人訪日観光寫真コンテスト」の最優秀賞受賞者が、4泊5日の日本旅行に招待され、日本文化の魅力を體験した。
筆者は、この「親子で行く日本の旅」に參加していた親子2組と共に、長野県上田市武石沖にある児玉さん(68)の家に泊まらせてもらった。短い期間だったものの、素樸で親切な児玉さんに深い感銘を受けた。
とても親切で、寛大な児玉さんは筆者らを応接間に招き、日常會話でよく使うフレーズが中英日の3ヶ國語で表記された本を取り出し、簡単な英語を日本語に織り交ぜながら會話をしてくれた。そして、部屋や注意事項について教えてくれた。その後案內されたダイニングには、ご飯やおでん、納豆、サラダ、みそ汁などが並べられていた。このような豊富な品數の和食を見て、中國人親子は感嘆の聲を上げた。そして、児玉さんは、「これは全部手作りですよ。お米、野菜、リンゴなども全部自家製のもの」と自慢げに話してくれた。
児玉さんによると、夫の父親が健在だった時は60種類以上の野菜を栽培していたが、今は自分の腰も悪く、夫と夫の弟しか畑仕事ができないため、30種類ほどしか栽培していないという。栽培した野菜の一部は自分たちで食べ、殘りは息子が経営している會社を通して売っているという。