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lbxysyl.com |21. 06. 2018 |
日本がW杯本大會に進めるのはなぜか
男子サッカー日本代表チームは19日夜、ワールドカップ(W杯)ロシア大會での初戦に臨んだ。獨ブンデスリーガでプレーする香川真司と大迫勇也の両選手のゴールによって、世界ランキング16位のコロンビアを2対1で下すという番狂わせを演じ、前回W杯で1対4で慘敗した相手に一矢報いた。
日本チームは1998年のW杯フランス大會からすでに6大會連続で本大會に進んでいる。アジアのチームである日本チームがW杯に進む道は平坦なものではなく、數々の困難と試練を経なければならなかった。「ドーハの悲劇」のように夢破れた時もあった。だが日本サッカーは諦めることも、悲劇にひたって抜け出せなくなることもなかった。たゆまぬ努力を通じて、日本サッカーは自らのスタイルを確立し、W杯本大會への成功の道を切り開いた。
では日本サッカーの成功にはどんな秘密があるのだろうか。まず日本ではサッカーが大衆の分厚い基盤を持っている。日本には、各年齢層をカバーした多様なサッカー大會がある。日本サッカー協會が開催に參加する大會だけで60を數え、一般、高校生、中學生、小學生、女子、シニア、フットサル、ビーチサッカーに大別される。一般大會には、全日本大學サッカー選手権大會や天皇杯、AFCチャンピオンズリーグなどが含まれる。高校生年代はU18の年齢層による大會で、高元宮杯U18サッカープレミアリーグや全國高等學校サッカー選手権大會が含まれる。シニア大會は40歳以上が対象で、最高年齢は70歳以上に対するサッカー大會。日本サッカー協會が開催する大會だけ見ても、社會の各年齢段と各レベルの愛好者をカバーしており、みんなをサッカーに參加させ、サッカーを日本の國民的スポーツとしている。
より重要なのは、サッカー教育が日本の學園文化の奧深くまで溶け込んでいるということだ。1917年にはすでに、関東?関西の両大學リーグと全國高校サッカー選手権大會が生まれた。日本サッカー協會の設立はさらに早い。このため日本の「學園サッカー」は百年の歴史を誇ると言っても過言ではない。日本には、百年のサッカーの伝統を持つ多くの大學や高校があり、発達した學園サッカー文化を形成している。
日本各地の小學校や中學校、高校はほぼすべて、自らのサッカーチームを持っている。學校の指導部や教師、保護者らは、生徒がサッカーを學ぶことを応援している。日本の「學園サッカー」は課外活動として行われ、一般的に授業時間は取らない。サッカーを教える際には、子供の興味を育てることに主眼が置かれる。
練習や大會の際には、保護者も応援隊やボランティアとして參加し、子供たちの熱意をよりいっそう高める。日本サッカーには充実した基盤があり、少年チームはしっかりと根を張り、青年チームの活躍も目覚ましく、ナショナルチームに充実した人材を輩出し、日本サッカーの未來の糧を育んでいる。
長年にわたる摸索と実踐を経て、日本サッカーは、自らに合致した発展と技術の體系を構築し、國際大會でもその力を裏付けた。その成功の経験は、現在の中國サッカーの発展にも參考意義を持っている。今年5月16日、初の「中日青少年サッカー協力サミットフォーラム」が東京で開かれ、數十人のサッカーの専門家らが、青少年サッカーの発展をいかに加速し、交流と協力を強化するかを議論した。
中國は今後、日本サッカー協會と、ナショナルチーム、青少年育成、職業サッカー、コーチ?審判育成、市場開発などの多くの面で交流?協力を強化し、日本サッカーの発展経験を十分に參考とし、より細かい育成モデルと整った科學評価體系を構築し、中國サッカーの青少年育成の水準を高める方針だ。