『日本経済新聞』の9月6日の報道によると、中國のブランドが日本の若者の間に浸透しつつある。スマートフォンなどのデジタル機器のほか、ゲーム、アプリ、ファッションなどの分野でもその傾向があり、安くて質(zhì)が悪いという中國製に対するイメージは、面白くておしゃれというイメージに変わり始めている。
「荒野行動」「Tik Tok」が日本上陸
大聲を出しながら攜帯電話を操作する日本の若者が最近夢中になっているモバイルゲームは「荒野行動」である。インターネット上で集まった約100人のプレイヤーがゲームの中の無人島に降り立ち、武器を拾いながら最後の1人になるまで戦うという格闘ゲームアプリ。
中國のポータルサイトの網(wǎng)易(ネットイース)は2017年11月に世界でこのゲームを配信し、ダウンロード數(shù)は3億回をと突破した。リリースから6カ月連続で日本の無料アプリランキングトップ3を維持し、今も人気は続いている。
群馬県在住の18歳のある男子高校生は、「攜帯電話で友達とゲームができるのは素晴らしい」と話す。家庭用ゲーム機などにも似たような格闘ゲームはあるが、攜帯電話だけで友達とチャットしながらゲームができるという「新鮮さ」で日本の若者から人気を集めている。
日本の10代のユーザーの間では「Tik Tok」というアプリが人気がある。これは音楽に合わせて15秒のリップシンクを撮影するアプリ。このアプリは中國のITスタートアップ企業(yè)の字節(jié)跳動が運営する。7月時點で世界のアクティブユーザー數(shù)は2億人に達した。2017年に同社が買収した米國の人気アプリ「musical.ly」が今年8月に統(tǒng)合され、ユーザー數(shù)はさらに伸びている。