臺灣鉄道の特急「普悠瑪」號が21日午後に重大な脫線事故を起こした。多くの日本メディアが注目し、大々的に報じた。これは宜蘭南部の花蓮が多くの日本人が訪れる観光地であり、また事故を起こした普悠瑪號が、臺灣鉄道が初めて日本から導入した列車であるからだ。「海外網」が22日に伝えた。
普悠瑪號を製造した日本車両製造株式會社の株価は、22日の取引開始後に暴落した。現地時間22日11時29分までに、下げ幅は最高で8%弱に達した。臺灣鉄道の関係者によると、今回の脫線事故の原因については、現在も調査中だ。普悠瑪號と太魯閣號はいずれも新自強號で、臺灣が初めて日本から導入した。カーブ中に減速しない機能を持つ。
共同通信、朝日新聞、読売新聞、NHKが本件の報道に力を入れた。日本メディアによると、消防隊員はすべての乗客を救出するため徹夜で捜索救助を行っている。脫線事故の原因については確認中で、何らかの原因により順調にカーブできなかったことで、脫線につながったと指摘されている。臺灣當局は事故原因を調査中だ。
またNHKによると、事故を起こした普悠瑪號は、JR東海の子會社である日本車両製造株式會社が製造したもので、2013年より臺灣で運行を開始した。臺灣の東海岸には多くのカーブがあるため、普悠瑪號は通過時間を大幅に短縮できた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2018年10月23日