大阪で開かれる主要20カ國?地域首脳會議(G20サミット)を前に、習近平國家主席が日本の若者からの手紙に返信を送った。
習主席に手紙を書いたのは、Panda杯全日本青年作文コンクールで受賞した中島大地さん。習主席へのあいさつと祝福、中日の友好事業に盡くしたいという願いを込めた手紙を送った。手紙を受け取った習主席は、中島さんに返信し、両國の若者が中日の素晴らしい未來を切り開くよう積極的に取り組んでほしい、と希望を託した。以下は習主席の返信。
南京城壁でPanda杯の受賞者仲間と會話する中島大地さん(中央)
お手紙を受け取りました。あなたが長きにわたって中國語を學び、かつ中國文學を研究し、作文コンクールや訪中交流への積極的參加で中國への知見を高め、中國の友人との心の交わりを深めていることを知り、とても嬉しく思っています。
中日両國は一衣帯水の隣國です。両國の友好の根幹は民間にあり、両國人民の友好の未來は青年世代に託されています。中日両國の青年には相互交流を深め、相互理解を進め、長きにわたる友情を育んでもらい、両國関係のよりよい明日を切り開くために、積極的な貢獻を果たしてもらいたいと思います。あなたが今後も中日友好事業に対しより一層、積極的に関わり続けることを願っています。
中島大地さん
中島大地さんは、大學時代に中國語を學び、中國文學を研究した。これまで何度も中國関係の作文コンクールに參加するとともに中國を訪れている。
「Panda杯全日本青年作文コンクール 2018」の受賞者たち
Panda杯全日本青年作文コンクールは、中國外文局傘下の人民中國雑誌社と駐日中國大使館、公益財団法人日本科學協會が共催し、2014年にスタートした。「私と中國」をテーマに、中日両國の青少年の交流促進を目的とし、日本の青少年の中國に対する全面的で客観的、理性的な理解を深めることが狙い。コンクールの創設から5年経ち、応募原稿は2500編余りとなり、これまでに100人近い受賞者が招待され、訪問交流に中國を訪れている。