朝日新聞によると、日本の河野太郎防衛(wèi)相が自身の政治資金パーティーで「私はよく地元で雨男と言われました。私が防衛(wèi)大臣になってからすでに臺風が三つ。その度に、災(zāi)害派遣、自衛(wèi)隊の隊員が出てくれております」と述べた。會場の參加者からは笑いが起こった。河野氏は9月の內(nèi)閣改造により、外務(wù)大臣から防衛(wèi)大臣に就任した。

　共同通信によると、河野氏は災(zāi)害救助に當たった自衛(wèi)官に謝意を表するつもりだった。河野氏はパーティーで、臺風19號で深刻な被害が出たあと、自衛(wèi)隊が人命救助や給水?入浴支援など幅広く活動していることを紹介した。「あらゆるところで頑張ってもらっている。隊員の処遇の改善をきちんとやらないといけない」しかしメディアは、冗談じみた雨男という言葉を多くの死傷者を出した災(zāi)害と結(jié)びつけるのは軽率とした。日本の市民は続々と不満を表し、「千葉県や長野県などの被災(zāi)地の報道を見て心を痛めている。これほど深刻な災(zāi)害を使いパーティーで笑いを取るのは不謹慎ではないか」とコメントした。

　河野氏は29日、雨男発言について「不快な思いをされた方におわびを申し上げたい」と謝罪した。また安倍晉三首相にも謝罪したと話し、自衛(wèi)隊が災(zāi)害救助に積極的に當たっていることを強調(diào)したかったと説明した。朝日新聞はこの謝罪は誠意が足りないとした。野黨も認めず、立憲民主黨の安住淳國會対策委員長は「河野氏は他人の苦しみが分からない男だ。自分が雨男で、國に災(zāi)害をもたらしてばかりと思うならば、辭任してはいかがだろうか」と述べた。

　10月中旬より臺風19、20、21號が日本に上陸し、深刻な被害をもたらしている。日本政府は29日に、この3つの臺風による被害を「非常災(zāi)害」に指定した。臺風19號による死者は80人以上で、先ほど過ぎ去ったばかりの臺風21號でも10人の死者が出ている。浸水は505棟で、8カ所で土石流が発生した。まだ統(tǒng)計が取れていない地方も深刻な被災(zāi)狀況で、救助活動が現(xiàn)在も続けられている。

　?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?　2019年10月30日