日本の菅義偉內(nèi)閣官房長官が、自民黨総裁選への出馬意向を固めた。日本メディアが30日に伝えた。
共同通信は消息筋の話として、菅氏が自民黨內(nèi)の最高ポストを爭う意向を二階俊博幹事長に明かしたと伝えた。
安倍晉三首相は28日、健康上の理由から辭任を表明した。黨総裁選については二階氏に一任することを決めた。
菅氏は2012年末より、安倍氏の側(cè)近を務(wù)め続けてきた。共同通信は匿名の消息筋からの情報として、新型コロナウイルスや深刻な景気後退などの危機への対応が期待されていることから、菅氏はリーダーシップを発揮すべきと判斷し出馬を決定したと伝えた。
菅氏の事務(wù)所は今のところ上述した情報を認めていない。菅氏は29日、記者に「さまざまな聲があることを知っている」と述べた。安倍氏が辭任を表明する前にも、菅氏は総裁選に出馬する意向はないと繰り返していた。
石破茂前幹事長、岸田文雄前外務(wù)大臣など、自民黨內(nèi)の安倍氏の後継者は多い。NHKによると、環(huán)境大臣で小泉純一郎元首相の子である小泉進次郎氏は出馬を見送り、河野太郎防衛(wèi)大臣を支持する方針を固めた。
テレビ東京によると、菅氏は29日に二階氏と極秘で會談を開き、出馬の意向を知らせたという。二階氏は「全力で取り組んでもらいたい」と答え、菅氏への支持をほのめかした。
共同通信は複數(shù)の消息筋の話として、菅氏は自民黨內(nèi)の派閥に所屬していないが、安倍氏と二階氏からは後継者として高く評価されていると伝えた。菅氏は派閥を跨ぎ支持を集める可能性がある。
上智大學の中野晃一教授(政治學)は、二階氏が菅氏を支持すれば、その他の自民黨の黨員も「長い物に巻かれる」と推測した。
菅氏は內(nèi)閣官房長官に8年近く就任しており、日本政府トップの報道官として、各種政策の実施の調(diào)整を行ってきた。ロイター通信は、菅氏が當選すれば日本政府は安倍政権の財政?金融政策を引き継ぐと予想した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2020年8月31日