日本宇宙航空研究開(kāi)発機(jī)構(gòu)（JAXA）は現(xiàn)地時(shí)間14日、探査機(jī)「はやぶさ2」が地球に帰還させたカプセルの內(nèi)部で、黒い砂粒狀の試料を確認(rèn)したと発表した。小惑星「りゅうぐう」で採(cǎi)取した巖石のかけらと考えられ、さらに分析を進(jìn)める。日本の共同通信社が伝えた。

　報(bào)道によると、JAXAは黒い砂粒狀の試料が入っていた容器の內(nèi)部の寫(xiě)真を公開(kāi)した。金屬の密封された容器の中に、地表の砂ぼこりなどの物質(zhì)が混じっている可能性は低い。関係者は「多くの目にできる物質(zhì)が含まれれば、りゅうぐうのものと言えるかもしれない」と述べた。

　はやぶさ2は昨年、りゅうぐうに2回著陸した。當(dāng)時(shí)は巖石及び砂ぼこりが飛散する光景が観測(cè)された。分析によると試料採(cǎi)取は成功を収めた。関係者は、カプセル內(nèi)に0.1グラム以上の巖石の欠片が入っている可能性が高いと述べた。

　試料の容器ははやぶさ2が地球に帰還させたカプセル內(nèi)に収納されており、その內(nèi)部には試料を保存する3つの獨(dú)立したスペースがある。黒い砂粒狀の試料は容器の底にあった。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2020年12月16日