日本の経済産業省が31日に発表したデータによると、4月の鉱工業生産は回復を維持し、新型コロナウイルス流行前の水準に戻った。
データによると、主要経済體の持続的な経済回復、設備投資の拡大などのけん引を受け、日本の4月の鉱工業生産指數は前月比2.5%上昇の99.6で、2020年2月の新型コロナ流行前の水準を上回った。出荷指數は2.6%上昇の97.3%で、在庫指數と在庫率指數は低下した。
海外の旺盛な需要により、日本の鉱工業の全15業種のうち12業種が前月より上昇した。汎用?業務用機械、電気?情報通信機械、生産用機械などの伸びが顕著だった。ルネサスエレクトロニクスの工場火災などによる半導體の供給不足の影響を受け、自動車産業が0.8%小幅低下した。運輸設備とプラスチック製品も低下。
経産省が同日、同時に発表した製造工業生産予測指數によると、5月の製造工業生産予測指數は前月比1.7%低下で、6月は5.0%上昇になる見通し。経産省は、全體的に日本の鉱工業生産の「生産は持ち直している」という基調判斷を維持したと表明した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年6月1日