9月2日、2021年中國國際サービス貿易交易會(CIFTIS)が北京で開幕し、3日には初の特定テーマデーを迎えた。そのうち、各國の特色あるサービスと各國の様子を紹介する展示エリアの面積は約7千平方メートルに達し、大勢の來場者が訪れた。人民網が伝えた。
日本貿易振興機構(ジェトロ)はジャパン?パビリオン展示ブースの主催者として、サービス貿易交易會には2012年から毎回參加してきた。ジェトロ北京事務所対外業務部の唐澤和之副部長によると、今年の交易會のジャパン?パビリオンは昨年よりさらに拡大して、面積は260平方メートルになり、「越境EC」をメインテーマとして、様々な日本製品を出展。唐澤副部長は、「越境ECによって、日本から中國に輸出される商品の総額が年々増加している。今年は新型コロナウイルス感染癥の影響で、多くの中國人が日本に來ることができなくなっている。そんな中國のみなさんに、日本に行ったような気分になってもらえればと考えた」とした。
展示品には中國でも人気の高い日本の伝統工蕓品だけでなく、感染癥の影響から自宅で料理を楽しむ中國人消費者が増えていることにも著目し、各種調理器具や食器なども數多く展示。唐澤副部長は、「中國人消費者に『日本の調理器具で和食を作る』というコンセプトを伝え広めたい」とした。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年9月5日