寫真提供?日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)上海事務(wù)所

   第4回中國國際輸入博覧會(huì)（以下、輸入博）が11月5日から10日にかけて、上海國家會(huì)展センターで開催される。日本企業(yè)128社の出展をサポートしている日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)（JETRO）上海事務(wù)所の高山博副所長(zhǎng)は、今回の出展の概要と特徴、輸入博のコロナ対策に対する評(píng)価、コロナ禍の日本企業(yè)の中國でのチャンスとチャレンジ、それから來年の中日國交正?；?0周年に対する思いなどについて、チャイナネットの取材に応じた。

今年は128社の日本企業(yè)が出展　約6割が連続出展

　高山博副所長(zhǎng)の紹介によると、日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)（JETRO）は今年、128社の出展をサポートしている。うち、醫(yī)療機(jī)器?醫(yī)療保健は39社、食品?農(nóng)産品分野は89社。約6割の企業(yè)が連続出展だという。

　そのほか、日本商品の中國越境EC販路開拓をサポートする取り組みの一環(huán)であるJAPANMALL事業(yè)は、「食品?農(nóng)産品Hall1.2」と「消費(fèi)品Hall5.1」に各500平米のブースを設(shè)け、計(jì)170社?ブランドの越境EC商品を展示?PR?販促している。食品、飲料、キッチン用具、衛(wèi)生用品、化粧品など、あらゆるジャンルから優(yōu)れた商品を揃えている。

　高山副所長(zhǎng)によると、中國には多くの専門見本市があるが、輸入博は中國で政策的に最も重要な見本市で、最も多くの人が注目する、最も大きな舞臺(tái)といえる。出展企業(yè)はその舞臺(tái)を重要なマーケティング及びブランディングの場(chǎng)に位置付けており、複數(shù)回連続出展している。

今回の出展の特徴とは

　今回の輸入博は展示商品橫にQRコード付きのPOPがあり、商品を試飲?試食?體験して気に入れば、QRコードをスキャンしてその場(chǎng)で越境ECのページから商品を購入することができる。ジェトロの中でも新しい展示方式となる。ECと連動(dòng)した形の展示方式で商品展示を行う。

　また、前回と大きく異なるのは、輸入博展示商品の常設(shè)展示場(chǎng)を新設(shè)したところである。中國商務(wù)部と上海市政府による「中國國際輸入博覧會(huì)6+365常設(shè)展示」の政策を受け、「上海虹橋品匯」にジェトロの輸入博出展商品の常設(shè)展（1,000平米）を設(shè)け、500社?ブランド2000點(diǎn)以上の輸入博展示商品のPRを行う。

　高山副所長(zhǎng)は、同取り組みの狙いは中國各地のバイヤーや一般消費(fèi)者が、輸入博に入場(chǎng)せずとも、あるいは日本に行かずとも、ジェトロが上海虹橋品匯に設(shè)置した「虹橋品匯日本館」において優(yōu)れた日本商品を體験し、購入?商談できる「日本商品基地」をつくることだ。今後は海南省、成都市?重慶市などの中國西部にも拠點(diǎn)を拡大していく構(gòu)想だと話した。

輸入博は中日貿(mào)易及び投資の促進(jìn)に寄與していく

　輸入博の中日経済?貿(mào)易における役割について、高山副所長(zhǎng)は、「輸入博は日中貿(mào)易促進(jìn)にとっても重要な役割を擔(dān)っていると思う。例えば、食品分野では、日本政府の統(tǒng)計(jì)によると、初回輸入博が開催された2018年以降、日本の農(nóng)林水産品?食品の対中輸出額は増加傾向にある。2020年の対中輸出額は1638億円で、2018年比122.4％増。2021年1～8月で既に1425億円、年間では2020年1638億円を大幅に超える見込みだ。食品分野以外にも様々な業(yè)種?領(lǐng)域において、輸入博は日中貿(mào)易及び投資の促進(jìn)に寄與していると思う」と話した。

中國は日本企業(yè)の海外輸出拡大の最も重要なターゲットに

　高山副所長(zhǎng)の紹介によると、コロナ禍は中小企業(yè)を含む日本企業(yè)の売上?収益にも大きな影響を與えた。一方、ジェトロが海外ビジネスに関心が高い日本企業(yè)を?qū)澫螭藢g施した「日本企業(yè)の海外事業(yè)展開に関するアンケート調(diào)査」によると、回答した企業(yè)のうち、輸出拡大を図ると回答した企業(yè)は76.7％と高い水準(zhǔn)だった。今後輸出の拡大を図る企業(yè)がターゲットとする國をみると、中國が最多で56.7％を占めた。海外向けのEC利用企業(yè)に販売先を?qū)い亭郡趣长?、中國?7.6％）が最多となっており、中國への輸出における越境ECの活用ニーズは高い。

輸入博期間中の防疫対策を高く評(píng)価

　コロナ禍で中國は第4回中國國際輸入博覧會(huì)を開催するが、「防疫対策」について、高山副所長(zhǎng)は「出展者と來場(chǎng)者は48時(shí)間ごとにPCR陰性証明書の提出を求められるなど、防疫対策は非常に周到だと思う。會(huì)場(chǎng)橫に臨時(shí)検査場(chǎng)を設(shè)け、さらに市內(nèi)醫(yī)療機(jī)関で24時(shí)間対応體制を構(gòu)築するなど、出展者と來場(chǎng)者にとって便利だ。また、中國ではデジタル化が進(jìn)んでいるため、攜帯電話アプリを通じて、醫(yī)療機(jī)関からPCR結(jié)果を受け取り、輸入博専用のWechatミニプログラムにアップロードできるため、紙による手続きの煩わしさがなく、時(shí)間も節(jié)約できる。主催側(cè)及び醫(yī)療従事者による盡力のおかげで、輸入博が予定通り開催され、出展者と來場(chǎng)者が安心して輸入博に參加できるのだと改めて実感している」と回答した。

ジェトロがこれまで以上に日中ビジネス交流に努めたい

　來年、中日國交正?；?0周年を迎えるにあたり、高山副所長(zhǎng)は次のように述べた。ジェトロでは、これまでに培ってきた中國の友人たちとの縁を大事にしながら、日本大使館?領(lǐng)事館や各地方自治體などの関係先と連攜し、「虹橋品匯日本館」を中心に様々な活動(dòng)?イベントを行い、これまで以上に日中ビジネス交流に努めたいと考えている。そのような節(jié)目の年に自分が中國で仕事ができることを光栄に、またうれしく思っている。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2021年11月5日