2月7日、練習中の羽生結弦。日本のフィギュアスケート選手、羽生結弦が同日、北京2022年冬季五輪フィギュアスケート訓練館で大會前の練習を行った。(寫真はCFPより)

　注目の日本のフィギュアスケート選手、羽生結弦が7日、首都體育館訓練館に姿を見せ、リンク上で練習を行った。練習を終えた羽生選手は、「（會場の氷について）すごい綺麗だなと、すごく楽しんで練習できたと思います。ここが気に入っています」と述べた。

　羽生選手の初練習には多くの記者が殺到した。練習は午後に行われたが、午前10時過ぎには多くの記者が首都體育館に駆けつけた。メイン會場から訓練館へのシャトルバスが忙しくなり、待合スペースにも長蛇の列ができた。

　羽生選手は予定通りの午後2時に會場を訪れ、リンクに慣れようとした。羽生選手は集中した様子で、ウォーミングアップを終えると制服を脫ぎ、黒い衣裝と黒手袋の姿で感覚をつかもうとした。曲かけ練習のほか、羽生選手は多くの難しい動きを練習した。その動きが終わるたび、リンクの外では拍手が鳴り響いた。

　練習終了後、羽生選手は會場を離れる際に、職員に會うたび何度も禮儀正しくお辭儀をした。現在までの4回転アクセルの練習狀況について質問されると、「試合なので緊張します。何度も練習し、成功はしませんでしたが、今日は今日でいい感覚でした。アクセルについては異なるアプローチを再確認する必要があります。難しいですが、きっと全力で成功させます。それが冬季五輪の目標です」と述べた。

　ソチ冬季五輪と平昌冬季五輪のフィギュアスケート男子シングルスの金メダリストである羽生結弦は、北京冬季五輪で3連覇を目指し、4回転アクセルに挑む。

　羽生結弦は8日から始まるフィギュアスケート男子ショートプログラムに登場する。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2022年2月8日