ドイツは今月28日に初めて日本の航空自衛(wèi)隊(duì)と日本國(guó)內(nèi)で合同訓(xùn)練を行う。ドイツ海軍のフリゲート艦「バイエルン」が昨年11月、日本の東京に寄港した。獨(dú)日両國(guó)の軍事交流は、ドイツのアジア太平洋における存在が常態(tài)化することを意味するのだろうか。アジア太平洋の安全情勢(shì)をさらにかき亂すのだろうか。

　軍事専門(mén)家の宋忠平氏は21日、「環(huán)球時(shí)報(bào)」に対して、「日本の動(dòng)きには警戒が必要だ。NATO加盟國(guó)との協(xié)力を通じ、米國(guó)のいわゆるインド太平洋戦略を応援する。その一方で中國(guó)を敵國(guó)としているため、NATO加盟國(guó)を抱き込み共に中國(guó)に対抗する必要がある」と述べた。

　ドイツは日本に向かう前の8月、豪州で開(kāi)催中の多國(guó)間合同演習(xí)「ピッチブラック」に軍機(jī)を13機(jī)派遣した。ロイター通信によると、これはドイツ空軍の平時(shí)最大の派遣規(guī)模であり、ドイツのインド太平洋へのさらなる注視を浮き彫りにした。

　ドイツが通例を打破しアジア太平洋に兵力を派遣したことについて、軍事専門(mén)家の張學(xué)峰氏は21日、「環(huán)球時(shí)報(bào)」に対して、「ドイツと日本は第二次大戦中に樞軸國(guó)であり、敗戦國(guó)でもある。今や再び合同訓(xùn)練を行うと、憶測(cè)を避けられない。両國(guó)はいずれも軍事費(fèi)を大幅に拡大し、國(guó)際舞臺(tái)でより大きな影響力を発揮しようとしている。特にドイツは今回、先に豪州を訪問(wèn)してから日本を訪れ、さらに韓國(guó)も訪問(wèn)する予定だ。アジア太平洋への介入を強(qiáng)めようとする意志は明らかだ。ドイツが將來(lái)的にこの合同訓(xùn)練を常態(tài)化させる可能性を否定できない。しかしドイツのアジア太平洋への影響力は現(xiàn)在、依然として限定的だ。ドイツが先ほどピッチブラックに參加した際に、飛行時(shí)間が長(zhǎng)いことから一部の戦闘機(jī)パイロットは紙おむつを著用した。このようなドイツ空軍は、やる気はあっても実力は伴わないというシグナルを発するだけだろう」と述べた。

　宋氏は、「ドイツのアジア太平洋での存在感のアピールの裏側(cè)には、米國(guó)とNATOの圧力がある。ドイツがアジア太平洋への兵力配備を常態(tài)化するのではなく、この1年で軍艦と軍機(jī)を數(shù)回派遣したことは、中國(guó)周辺で常態(tài)的に軍事的な存在感をアピールする米國(guó)とは異なっている。アジアの巨大な市場(chǎng)、特に中國(guó)市場(chǎng)はその切実な利益に関わる」と述べた。

　?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)?2022年9月22日