文?寫(xiě)真=小林正弘

清華大學(xué)法學(xué)博士 

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　朝、娘を自転車(chē)に乗せて學(xué)校に送り出し、そのまま地下鉄西二旗駅に直行して職場(chǎng)付近の建國(guó)門(mén)駅に向かう。これがここ數(shù)年の私の通勤ルートだ。毎日同じルートの繰り返しではあるが、楽しみもある。地下鉄構(gòu)內(nèi)には北京の雄大な自然や観光スポットを撮影した大型寫(xiě)真や北京の昔ながらの生活を題材にしたパネルなどが至る所に展示されており、通勤しながら北京バーチャルツアーを堪能できるのだ。時(shí)には、谷村新司の北京コンサートのポスターなどを発見(jiàn)し、人知れず感動(dòng)に浸ることもある。構(gòu)內(nèi)デザインにも各駅にちなんだ歴史的、文化的要素が取り入れられており、興味は盡きない。

　このような地下鉄カルチャーの中でも一際目を引くのが東四十條駅、建國(guó)門(mén)駅、西直門(mén)駅のプラットホーム両側(cè)面の約70メートルにわたる6枚の超巨大壁畫(huà)だ。これらはいずれも80年代に中國(guó)の著名な蕓術(shù)家によって製作された本物の蕓術(shù)作品であり、まさに市民に開(kāi)かれた地下鉄美術(shù)館だ。超巨大壁畫(huà)は長(zhǎng)年の地下鉄通過(guò)による振動(dòng)等で劣化、損傷が生じたため、2017年から約4年にわたる困難かつ精巧な修復(fù)作業(yè)が行われ、現(xiàn)在は再び當(dāng)時(shí)の輝きを取り戻している。

　東四十條駅に到著すると黃金の光と共に武術(shù)を鍛錬する壯大な歴史絵巻が展開(kāi)される。建國(guó)門(mén)駅では5000年の歴史をもつ中國(guó)天文史が宇宙を舞う飛天と共に3000枚の陶磁器制タイルを用いて表現(xiàn)されている。西直門(mén)駅では萬(wàn)里の長(zhǎng)城が地下鉄ホーム全體に脈々と構(gòu)築され、その雄大なスケールに思わず息を呑む。この地下鉄美術(shù)館に佇み、壁畫(huà)を隅々まで鑑賞し、中國(guó)の悠久なる歴史文化の営みに思いを馳せたいと感じつつ、職場(chǎng)への足を急ぐ毎日だ。