「歴史は過(guò)去となったが、歴史が直視されず知られなければ、それらの事実は二の舞いを回避するための深い教訓(xùn)になりにくい」中國(guó)侵略日本軍第731部隊(duì)(731部隊(duì))の研究を長(zhǎng)期的に自費(fèi)で行っている明治學(xué)院大學(xué)國(guó)際平和研究所の松野誠(chéng)也氏はこのほど、東京都で新華社の取材に応じた際に、日本社會(huì)が戦爭(zhēng)の歴史を直視すること、真実の歴史を伝えることの重要性を再び強(qiáng)調(diào)した。松野氏の発言の要旨は下記の通り。

　731部隊(duì)の中國(guó)における大量の文書が廃棄されたが、日本國(guó)內(nèi)には戦時(shí)中に日本で殘された、もしくは中國(guó)から運(yùn)ばれた一部の文書が存在する。これらの史料から新たに「関東軍防疫給水部將校高等文官職員表」などが見(jiàn)つかり、「731部隊(duì)設(shè)立當(dāng)初の編制及び規(guī)模」に関する研究資料の空白が埋まった。731部隊(duì)の罪に関する証拠がより十分になった。

　新たに見(jiàn)つかった「関東軍軍馬防疫場(chǎng)軍官高等文官職員表」や「関東軍軍馬防疫場(chǎng)判任文官同待遇者職員表」などは、中國(guó)侵略日本軍第100部隊(duì)の関連資料だ。100部隊(duì)も細(xì)菌戦部隊(duì)で、731部隊(duì)と共に「悪魔の兄弟」と呼ばれる。100部隊(duì)に関する史料は現(xiàn)在非常に稀で、これらの史料は中國(guó)侵略日本軍の罪をさらに理解する上で重要な意義を持つ。

　より多くの史料を発見(jiàn)することで、真実の完全な歴史により近づける。私は今後も、より多くの歴史の真相を究明し、真実の歴史をより多くの人に聞かせる。このような人類の悲慘な歴史の再演を許してはならない。それこそが私たちのような歴史研究者の重要な責(zé)任だ。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2023年9月18日