今年は「中日平和友好條約」締結(jié)45周年だ。中日平和友好條約の歴史的な意義と現(xiàn)実的な価値について深く検討し、國(guó)際秩序が移り変わるなか同條約がいかに両國(guó)関係を正しい軌道上で安定的かつ健全的に発展させたかを積極的に考えるため、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院が主催し中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所と中華日本學(xué)會(huì)が事務(wù)局となる中國(guó)社會(huì)科學(xué)フォーラム(2023)?「中日関係と國(guó)際秩序」――中日平和友好條約締結(jié)45周年記念國(guó)際學(xué)術(shù)シンポジウムが25日、中國(guó)歴史研究院で開(kāi)かれた。會(huì)議は中日平和友好條約が両國(guó)関係の発展の方向を示したことを明確にし、揺るぎない姿勢(shì)で友好協(xié)力を行う両國(guó)識(shí)者の積極的な態(tài)度と決意を十分に示した。

　中國(guó)社會(huì)科學(xué)院の高翔院長(zhǎng)は開(kāi)幕式のあいさつで、「今日の締約記念で最も重要なことは、友好の初心を忘れず、使命と責(zé)任を擔(dān)い続けることだ。これを踏まえた上で友好協(xié)力の信念を確固不動(dòng)にし、両國(guó)の人々により良く福をもたらし、地域及び世界の平和と繁栄に恵みをもたらす」と指摘した。

　高氏は、「中國(guó)は日本との関係発展を高度に重視しており、世界平和及び繁栄と両國(guó)の人々の共通の利益を立腳點(diǎn)とすることを堅(jiān)持し、中日関係の健全な発展の新たな未來(lái)を切り開(kāi)く。中日という2つの民族は永存し、相互交流も恒久のものだ」と強(qiáng)調(diào)した。

　日本の福田康夫元首相はあいさつで、「日中両國(guó)は永遠(yuǎn)の隣人で、友好協(xié)力は必然的な流れだ。雙方は日中平和友好條約の締約の精神を銘記し、両國(guó)関係の健全で安定的な発展を促すべきだ。現(xiàn)在の複雑な國(guó)際情勢(shì)のもと、長(zhǎng)期を見(jiàn)據(jù)え日中協(xié)力を推進(jìn)し、両國(guó)の互恵協(xié)力の実現(xiàn)に向けたゆまず取り組み、世界の平和と判定のためより大きな貢獻(xiàn)を成し遂げるべきだ」と述べた。

　中國(guó)の呉江浩駐日大使は動(dòng)畫(huà)メッセージで、「中日の古い世代の指導(dǎo)者は45年前、中日平和友好條約締結(jié)という戦略的な決斷に踏み切った。中日関係の政治と法律の基礎(chǔ)を築き、國(guó)際秩序と國(guó)際ルールを共に守る中日の意欲と決意を示した。雙方は締約記念を契機(jī)とし、締約の初心を溫め、條約の義務(wù)を果たすべきだ。中日関係の発展の歩みから知恵と啓発を汲み取り、平和友好協(xié)力の新たなページを書(shū)き続けるべきだ。世界の平和と安定を守り、國(guó)際的な公平と正義を守り、新たな時(shí)代背景で條約の精神に新たな中身を注ぐべきだ」と指摘した。

　日本の垂秀夫駐中國(guó)大使も現(xiàn)場(chǎng)のあいさつで、「日中両國(guó)はいずれもアジアの大國(guó)で、両國(guó)関係の安定は両國(guó)の國(guó)民だけでなく、地域ひいては世界の平和と繁栄に資する。國(guó)際情勢(shì)の変動(dòng)と両國(guó)関係に見(jiàn)られる各種リスク及び挑戦を見(jiàn)據(jù)え、日中は戦略的な高みから意思疎通と協(xié)力を強(qiáng)化するべきだ。45年前に締結(jié)された日中平和友好條約は、両國(guó)関係の前向きな発展の大きな方向を指し示した」と指摘した。

　開(kāi)幕式終了後、100人弱の中日問(wèn)題専門(mén)家と學(xué)者がオンライン?オフライン結(jié)合により、中日平和友好條約の原點(diǎn)の回顧と思考、中日平和友好條約の中身の実踐と発展、世界の大変革期における中日の協(xié)調(diào)をめぐり議論を掘り下げた。両國(guó)の相互理解及び信頼を促進(jìn)し、両國(guó)関係の掘り下げと拡大を促すため貴重な意見(jiàn)を提供した。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2023年10月26日