第1回中國國際サプライチェーン促進博覧會會場の中國國際展覧センター（順義館）（中國網(wǎng)記者?李明艶撮影）

　「世界を繋ぎ、共に未來を創(chuàng)る」をテーマとする第1回中國國際サプライチェーン促進博覧會（以下「サプライチェーン博」）が28日午前、北京市の中國國際展覧センター（順義館）で開幕した。これは世界初のサプライチェーンをテーマとする國家級の博覧會で、重點業(yè)界の川上?川中?川下が融通し合い、中小企業(yè)と大企業(yè)が結(jié)びつき、産學研用が連攜し、國內(nèi)外企業(yè)が交流する開放型國際協(xié)力プラットフォームを構(gòu)築し、世界の産業(yè)チェーン及びサプライチェーンの安定を積極的に守ることが狙いだ。

日本國際貿(mào)易促進協(xié)會の河野洋平會長

　日本國際貿(mào)易促進協(xié)會の河野洋平會長はこのほど第1回サプライチェーン博に寄せた祝辭の中で、「現(xiàn)在の世界貿(mào)易の狀況を見ると、サプライチェーンの安定性の強化が極めて重要だ。サプライチェーン博がその大きな力を発揮することを願う」と述べた。

　第1回サプライチェーン博は世界各地の多くの政界要人、國際機関責任者、世界ビジネス界リーダー、國際的に有名な専門家及び學者、大企業(yè)の代表者を集めた。産業(yè)チェーン及びサプライチェーンの國際協(xié)力の強化や、世界経済の回復の促進などの議題をめぐり交流する。河野氏はこれについて、人々がイベントのテーマを巡り議論と交流を十分に行い、世界の産業(yè)チェーン及びサプライチェーンの安定と円滑化を維持するため新たなプランを掲げることを願うと表明した。河野氏はさらに、サプライチェーン博の成功を心より願うとした。

　第1回サプライチェーン博は「共に建設し、共に促進し、共有する」を原則とし、スマートカー、グリーン農(nóng)業(yè)、クリーンエネルギー、デジタルテクノロジー、健康生活の5大チェーンと1カ所のサプライチェーンサービス展示エリアを設置。展示面積は10萬平方メートル。出展企業(yè)は515社で、うち世界トップ500社は53社、中國トップ500社は57社、中國民間トップ500社は25社。そのうち國際出展業(yè)者は、主に米國、日本、英國、ドイツなどの55の國と地域からの132社で、全體の26％を占める。さらにアフリカ連合とアラブ連盟の2つの國際機関が出展。

　情報によると、第1回サプライチェーン博は12月2日に閉幕。博覧會は5日間の會期中にシーン型?交流型の形式でグリーンな発展、低炭素?環(huán)境保護、デジタル化モデル転換における科學研究、技術、設備、応用などの最新の成果を展示し、來場者に沒入型の體験をもたらす。展示內(nèi)容は來場者に世界のサプライチェーンと産業(yè)チェーンの発展趨勢を理解するために、より広い視野を提供することになる。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2023年11月28日