現(xiàn)場の様子

　2023全日本青年作文コンクール「パンダ杯」の授賞式が11月30日午後、北京市で開かれた。中國外文局の杜占元局長が出席し挨拶し、日本科學(xué)協(xié)會(huì)理事で訪中団団長の渡辺雄一郎氏、および日本の受賞者ら23人が授賞式に參加した。

　全日本青年作文コンクール「パンダ杯」は中華人民共和國駐日本國大使館、中國外文局人民中國雑志社（現(xiàn)?中國外文局アジア太平洋伝播センター）、日本科學(xué)協(xié)會(huì)が2014年に立ち上げ、中日両國の青少年交流を促し、日本の青少年に中國をより全面的、客観的、理性的に知ってもらうことを目的としている。コンクールは「私と中國」をテーマに、16～35歳の日本の青年から日本語の作文を募集し、受賞者を中國に招き、交流訪問を?qū)g施。

受賞した感想を述べる嶋田智沙恵さん

　作品『私が日中學(xué)生交流の旗手になるまでの軌跡』で優(yōu)秀賞を獲得した嶋田智沙恵さんは、「たくさんの先輩がたから日中學(xué)生交流の思いを受け継ぎ、今、この瞬間、私の手元に旗があるのだろうと思っています。そして、この日中學(xué)生交流の旗は、まもなく次の後輩たちにも受け継がれるでしょう」と受賞した感想を述べた。彼女は、卒業(yè)後は中國國內(nèi)の日本人學(xué)校の教員になり、自身の長所を生かし、多くの日本の子どもたちに日本と中國の交流に関心を持ってもらいたいと話した。

　作品『爺爺（いえいえ）の帰路』で優(yōu)秀賞を獲得した望月泉さんは中國網(wǎng)の取材に対し、「中國留學(xué)中に多くの地域を訪れ多くの人と出會(huì)い、作文の中の爺爺（おじいさん）に深い印象を覚え、文章にした」と述べた。彼女は今年7月に卒業(yè)し日本に戻ったが、今回の受賞をきっかけに中國を再び訪れることができたことに喜んだという。

　2023年のコンクールには過去最多となる846作品の応募があった。この4年で第1陣で中國を訪れた受賞者として、23人からなる青年訪中団は1週間で北京市と蘇州市の風(fēng)景名所、企業(yè)、學(xué)校、文化機(jī)関などを訪れ、中國の青年との深い交流を?qū)g現(xiàn)した。

受賞した感想を述べる嶋田智沙恵さん

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2023年12月1日