寫真は師村妙石さんが提供

國際交流展の「若山牧水、師村妙石書法篆刻藝術(shù)展」が8月14から24日にかけて、北京の中國美術(shù)館で開催された。

今回の蕓術(shù)展は、詩?書?畫?篆刻ともに精通し、中國近代で最も優(yōu)れた蕓術(shù)家と評(píng)価の高い文人である?yún)也T（1844～1927）の生誕180周年を記念し、中國美術(shù)館、日本中國文化交流協(xié)會(huì)が主催し、西泠印社、若山牧水記念文學(xué)館が共催したもの。

蕓術(shù)展で作品を展示した日本の著名な篆刻家?アーティストの師村妙石さんは中日國交正常化直後の1972年10月に初めて中國を訪れ、周恩來総理に謁見した後、全精力を創(chuàng)作と中日文化交流に注ぎ、両國の文化交流に大きく貢獻(xiàn)してきた。

師村さんはチャイナネットの取材に対し以下のように話した。自分は若い頃から約50年くらい呉昌碩先生の作品を?qū)Wび、そして同じ故郷の宮崎県出身の若山牧水さんの素晴らしい和歌、詩と書に非常に興味を持ち、研究してきた。今回は呉昌碩先生の生誕180周年を記念し、呉昌碩先生と「近代日本の杜甫?李白」と呼ばれる若山牧水をテーマに作品を制作した。

今回の蕓術(shù)展では、中國の子供たちが師村さんの指導(dǎo)のもとで、中國の漢字と漢字からできた平仮名を書いた。師村さんは彼らと交流し、「蕓術(shù)に國境はない。そして互いの歴史文化を?qū)Wび、相互理解を深めていくことを伝えたい」と話した。また、子供たちに明るい未來を託したいとも示した。

蕓術(shù)から國を乗り越える友情を得た

周恩來総理と謁見した経験について、師村さんは「自分の人生のターニングポイントになった」と話す。その後、中國との書や篆刻の蕓術(shù)交流をライフワークとして取り組み、今回は232度目の訪中だという。

師村さんは中國の書道界、篆刻界の関係者と深い絆で結(jié)ばれている。2年前に9時(shí)間半に及ぶ心臓の大手術(shù)を受け、中國の友人200名余りから激勵(lì)のメールを受け取り、心のつながりというものの重要性を?qū)g感したと述べた。

東アジアの文化交流を推進(jìn)していくことが重要

2025年～2026年は中日韓文化交流年で、師村さんは「書、篆刻の源流は中國にあり、中國に學(xué)び、そして創(chuàng)新することこそが蕓術(shù)」だと話した。そして、東アジアの文化交流を推進(jìn)していくことが重要だと考えている。若山牧水名歌八首の中日合同展で各地を巡回する予定。また、若山牧水が韓國で作った歌を新たに発表する方向で特別な準(zhǔn)備をしていると明かした。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2024年9月11日