中國日本商會(huì)會(huì)長で、パナソニックホールディングス株式會(huì)社代表取締役/副社長執(zhí)行役員の本間哲朗氏は21日、北京外國語大學(xué)で「中日友好のかけ橋になる――パナソニックの経営理念と私の実踐」をテーマに講演を行い、パナソニックの中國事業(yè)展開や「中日友好のかけ橋になる」ための會(huì)社及び自分自身の取り組みについて語り、新時(shí)代の中日関係の推進(jìn)における若者たちの役割に期待を示した。

外資系企業(yè)の発展を支える中國市場の「６つの特徴」

本間哲朗氏はパナソニックの中國市場での歩みを振り返り、現(xiàn)在取り組んでいる「Panasonic GREEN IMPACT」事業(yè)や健康養(yǎng)老コミュニティ事業(yè)を紹介し、カーボンニュートラル社會(huì)の実現(xiàn)、高齢化対策の面での中國への貢獻(xiàn)をアピールする一方で、中國の市場環(huán)境を高く評(píng)価し、中國市場の「６つの特徴」（①巨大な規(guī)模を誇るスマート市場②新たな技術(shù)を?qū)毪工毪摔ⅳ郡盲皮工挨欷磕芰Β邾ぅ违侃`ションの失敗に対する寛容さ④膨大なエンジニアの人數(shù)⑤強(qiáng)靭なサプライチェーン⑥大規(guī)模で活発な資本市場）を掲げ、外資系企業(yè)がこれらを生かすかどうかが中國での事業(yè)成長の鍵になるとした。本間哲朗氏はとくにスマート市場に注目し、ウィーチャットや出前などのアプリの普及やオフィスのモバイル化、ECの発達(dá)など、中國での生活を通じて感じた中國のスマート技術(shù)の社會(huì)実裝を紹介し、「世界でもっとも進(jìn)んでいる」と感心した。「ビッグデータ活用の素地があり、アジャイルな開発を得意とする中國で、グローバルなイノベーションの一端を擔(dān)い、世界に展開できれば」と、在中外資系企業(yè)としてのビジョンを示した。

講演會(huì)では、本間哲朗氏が自ら出演したコンパクトシェーバー開発をめぐるビデオが流され、會(huì)場を盛りあげた。発売１３ヶ月で百萬臺(tái)という同製品の販売実績を受け、本間哲朗氏は「この市場の大きさとスピード感こそは外資系企業(yè)にとっての中國市場の魅力。日本やアメリカ、ヨーロッパでは、平均年齢が高くなっているので、なかなか新しい変化を受け入れない。そのため、まだたくさんの若い人口を擁する中國市場が貴重だ」と、改めてマーケティングの場として中國の重要性を強(qiáng)調(diào)した。

新時(shí)代の中日関係の推進(jìn)における若者たちの役割に期待

「アジアの二大國として中日両國にはアジアの未來を築く責(zé)任がある。安定した中日関係は両國にとってだけでなく、アジアひいては世界にとっても極めて重要だ」と中日関係の重要性を強(qiáng)調(diào)した本間哲朗氏。中日友好のかけ橋になるためには、彼自身も中日文化交流の遺跡を見學(xué)したり、交流のために動(dòng)畫を撮影したりし、いろいろと取り組んできた。そして、若者が果たす役割を特に重視し、「新たな問題や挑戦に直面するときに、両國の若い世代が積極的に行動(dòng)し、新時(shí)代の中日関係を推進(jìn)する責(zé)任を果たしてほしい。この責(zé)任を擔(dān)うために、両國の若者は相互に深い理解を持つことが一番重要である」と呼びかけた。

本間哲朗氏はさらに、積極的に交流し、文化の相違點(diǎn)をより深く理解することが必要だと強(qiáng)調(diào)。「英語のinnovationは中國で『創(chuàng)新』と訳され、新しいものを想像する、生活をより良くするために役立つという前向きな理解を含んでいる。これは改革開放以來の46年間、イノベーションが中國社會(huì)に実質(zhì)的な発展をもたらし、國全體が受け入れてきたことだと感じる。一方、日本語の『技術(shù)革新』という表現(xiàn)は技術(shù)の変化だけを捉えており、技術(shù)の革新が公害など日本社會(huì)に負(fù)の影響を與えてきた時(shí)代もあるからだ。言語はその國の人々の思考習(xí)慣や文化を映し出すものである」と例をあげて説明した。

今回の講演會(huì)は北京外國語大學(xué)日本語學(xué)院と北京日本學(xué)研究センターの共催によるもの。講演會(huì)の最後にパナソニックが北京外國語大學(xué)北京日本學(xué)研究センターに図書費(fèi)用を寄贈(zèng)する式典も行われた。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2024年10月25日