南鑼鼓巷 |
北京市計畫委員會は7日、「地下鉄8號線南鑼鼓巷駅補修プロジェクト計畫に関する公示」を発表した。これは、地下鉄の敷設によって影響を受けた南鑼鼓巷の南口部分については、地下鉄完成後に補修工事が行われ、従來の伝統的な歴史的風貌に復元されることを意味している。人民日報が伝えた。
國內外に高くその名を知られる北京の南鑼鼓巷は、胡同(フートン)が集まった古い街並みで、「北京で最も古い街のひとつ」と稱えられ、伝統的家屋建築方式である四合院が整備?保護されている。北京地下鉄建設工事の影響で、南鑼鼓巷南口部分の平屋の一部が撤去され、一時は、「南鑼鼓巷が無くなってしまうのでは」という噂まで流れた。
今回発表された計畫によると、「補修プロジェクト」の対象となっているのは、北京市東城區地安門東大街北側と福祥胡同?炒豆胡同南側、すなわち南鑼鼓巷南口部分の面積約1.38ヘクタールのエリア。このエリアにあった建物は、地下鉄敷設工事のために、取り壊し?撤去が行われた。地下鉄工事完成後、地下空間?地下鉄駅舎?出入口通路との一體化設計にもとづく修復工事を経て、歴史文化保護區の伝統的な姿が蘇る予定という。
「人民網日本語版」2013年5月9日