韓國「中央日報」の12月10日の報道によると、韓國國會の環(huán)境労働委員會は９日、全體會議を開き、粒子狀物質(zhì)関連予算を17億ウォン（約980萬元）から119億ウォン（約6855萬元）に増額した。同紙は、韓國當局が「灰色の災難を恐れて」素早い対応を迫られたと報じた。

報道によると、全體會議では「國民健康保護のための粒子狀物質(zhì)対策強化決議案」に関する評決も行われた。與黨セヌリ黨の金相珉（キム?サンミン）議員は、「高濃度の粒子狀物質(zhì)による汚染が常態(tài)化し、國民の不安が大きくなっている。政府の財源も不足しており、國會での対応が求められる」とし、その上で「周辺諸國との協(xié)力を強化し、國內(nèi)対策も抜本的に改善しなければならない」と指摘した。

外交通商統(tǒng)一委員會は、政府は環(huán)境問題に高い関心を寄せているとし、同委員會のある高官は、「粒子狀物質(zhì)対策は國家の環(huán)境主権に関わるもので、問題の重要性は外交にも劣らない。與野黨の政策委員會を中心に議論を進めるべきだ」と指導部に対応を求めた。この高官はまた、「政府は中國から飛來する粒子狀物質(zhì)への対策を國の當面の課題とすべきであり、國務総理室を筆頭に、環(huán)境部や外交部、保健福利部、気象庁などの関連部門が連攜を図り、環(huán)境への影響を詳細かつ科學的に測定し、中國政府と外交交渉も進めるべきだ」とも指摘した。

報道によると、セヌリ黨のある議員は「中國政府に賠償請求が可能か真剣に検討すべきだ」と指摘。中國政府に戦略レベルで外交圧力をかけるべきだとの聲も多く上がっている。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2013年12月12日