7月16日、浙江省杭州市のデパートに「ミルクを飲む魚」が現れた。デパートが用意した哺乳瓶を近づけると、魚が爭うようにして中のものを食べる。斬新な「ミルクを飲む魚」は多くの客の興味を引き、人気を集めた。
哺乳瓶1本の価格は20元で、中に水と合わせた餌が入っている。魚は飼い慣らされており、赤ちゃんのようにミルクを飲む。夏休みに入り、多くの子供たちが魚に「ミルク」を與えにやってくる。
飼育されている魚は1日に1~2回だけ餌を與えるが、ここの魚は朝から晩まで食べ続けているため、お腹いっぱいに見える。これらの魚は日本原産のニシキゴイで壽命が長く、100歳まで生きる。「ミルクを飲む魚」は「願いが葉う魚」とも呼ばれている。
夏休みに入り、ここは人気を集め、多くの親が魚にミルクを飲ませるために並んでいる。同日夕方、擔當者から「魚がお腹いっぱいになっているため、なかなか食べないこともあるが、辛抱強く待つように」という説明がされた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2017年7月18日