中國國家航天局國際協力司の余琦副司長は9日、中國の各種の軌道上にある衛星は200基を超え、2025年までに約100基の衛星を打ち上げると明かした。
同日、第8回世界地理情報開発者大會が北京で開かれた。余琦氏は會議で、宇宙経済の発展は世界の宇宙発展の大勢の赴くところであり、近年は宇宙技術の飛躍と産業経済の向上に伴い、中國は宇宙経済の発展を加速化する基礎と良好な環境を備えたと話した。
中國の長征シリーズ運搬ロケットはこれまでに307回の打ち上げ任務を実施し、400基以上の宇宙機を宇宙に送り込んだ。
2018年は中國の宇宙事業発展の重要な年と言える。2018年、中國の打ち上げ活動は過去最高を記録し、通年で39回の打ち上げ任務を遂行し、世界の総數の3分の1以上を占め、打ち上げ回數は世界一になった。
そのほか、中國は2018年に月探査機「嫦娥4號」の打ち上げに成功。同科學探査任務には複數の國と組織が參加した。余琦氏は、「これは中國の宇宙技術が成熟化し、応用分野も絶えず拡張し、國民経済の発展を促進する役割を果たしたことを示す」と話した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2019年7月10日