湖北省人民政府の楊雲彥副省長は19日、湖北省新型コロナウイルス肺炎感染対策指揮部で開かれた第50回記者會見にて、「湖北省の感染対策狀況は持続的に好転しているが、過去5日間で武漢市では6人の外來患者が確認された。全省では現在も6636人の患者が病院で治療を受けており、治療任務は依然として重い」と述べた。楊氏の発言內容は下記の通り。
過去5日間で武漢市では6人の外來患者が確認されたが、これは市中感染及び院內感染のリスクが依然として存在し新規感染者のリスクが完全に取り除かれていないことを意味する。今後は患者の治療、軽癥者の治療、退院患者の回復を重視するべきだ。
湖北省の感染対策狀況は持続的に好転しており、蔓延?拡散の流れが効果的に抑制されている。治療活動は段階的な成果を手にしている。18日の全省の新規感染者と疑い患者はゼロで、武漢市を除く16市?州は5日より14日連続で新規感染者がゼロとなっている。
しかし治療任務は依然として重い。全省で6636人の患者が病院で治療を受けており、うち重癥者は1809人、重篤者は465人。多くが基礎疾患を持ち、治療の難易度が高い。入院患者をゼロにするにはまだ時間が必要だ。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2020年3月20日