トールン族は中國の人口が少ない28民族の1つで、新中國成立初期に原始社會から社會主義社會に直接入った少數民族でもある。主に雲南省貢山トールン族ヌー族自治県トールン江郷に集中している。この地域は高い山と深い山があり、自然條件が悪く、深度貧困地區に屬する。
近年、國家関係部門と雲南省はトールン江郷への集中的支援を推し進め、インフラ、産業発展、人材素質などの「ネック」となっている問題の解決を急ぎ、経済と社會は飛躍的成長を遂げた。2018年、トールン族は貧困を脫卻し、「1000年の飛躍」を実現した。
現在、トールン江郷の1100世帯が新居に引っ越し、4G通信、ラジオ?テレビの電波は全域をカバーし、6つの村委員會にアスファルト道路が開通し、大病保険は全カバーを実現し、特色産業が至る所で発展している。また、幼児から高校まで14年間無料で教育を受けることができ、トールン族の小學生入學率、強化率、進學率は100%を維持している。トールン族は閉ざされ、保守的で遅れた「民族直過區」から開放され包容的で発展した新天地へと変化した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2020年11月27日