コロナ禍の影響で黒竜江省ハルビン市の映畫館は1カ月以上閉館していましたが、23日にようやく再開されました。ハルピン市民は遅まきながら春節映畫を迎え、チケット代も過去最高を記録しましたが、地元の人々の映畫鑑賞への熱気は押さえられないと報じられています。
23日午前、映畫館が開くや否や、あらかじめネットでお気に入りの正月映畫のチケットを予約した市民たちが館內に入り、QRコードをスキャンしてチケットに交換し、予定の上映開始を待つばかりとなりました。普段、映畫にはポップコーンがベストマッチと言われますが、入館した市民は、健康狀況を示すQRコードとマスク著用が求められるだけでなく、映畫鑑賞中の飲食も禁止されます。これについて、大多數の市民は理解を示し、賛同しているとのことです。
関係部門の統計によりますと、23日のハルピン全市の映畫興行収入は606萬元(約9940萬円)に達し、その內では『你好,李煥英(HI, MOM)』の興行収入が379萬元(約6217萬円)で、観客動員率は37%、『僕はチャイナタウンの名探偵3(唐人街探案3)』の興行収入は180萬元(約2953萬円)で、観客動員率は29%ということです。
「中國國際放送局日本語版」2021年2月27日