広大な國土を有する中國には、さまざまな文化や習俗を持つ56の民族が暮らしている。かつては西蔵(チベット)自治區のような少數民族が多い地域と北京などの大都市では、経済やインフラなどの面で大きな格差が存在したが、政府の取り組みによって今ではその差は縮まっている。さらに近年は意識の面でも、少數民族と都會の若者たちの間にはもはや大きなギャップはないのだという。インターネットやSNSを駆使する今どきの少數民族の若者たちは、果たしてどのような暮らしを送り、いかなる夢を持っているのだろうか?チベット自治區などでインフルエンサーとして活躍する3人の若者に話を聞いた。
「北京週報日本語版」2021年5月25日