7月29日、中國赤十字會がシリアに供與した新型コロナワクチンがダマスカスに到著した。在シリア中國大使館の中國側代表がシリア保健省にワクチンを引き渡した。畫像はダマスカス國際空港で新型コロナワクチンを降ろす空港職員ら。
新型コロナウイルスのパンデミックが続く中、発展途上國におけるワクチンのアクセシビリティ向上が、収束に向けた重要課題となっている。中國國務院の共同対策メカニズムの最新統計によると、中國が世界に提供した新型コロナワクチンやその原液は7億回分以上に達している。現時點で、中國が海外に供與、輸出したワクチンの數は、他の國の総和を超えている。新華社が報じた。
ボアオ?アジアフォーラムで発表された「世界の新型コロナウイルスワクチン応用ビュー報告」によると、世界を見ると、ワクチン接種は極めて不均衡な狀態で、発展途上國?地域のほとんどの接種率が低く、アフリカだけを見ると、接種回數が世界全體の2%にも満たない狀態だ。
ワクチンを國際公共財とするというのは、中國の世界に対する約束だ。中國の新型コロナウイルスワクチンの主な輸出先は発展途上國だ。途上國のワクチン普及を支援する國際組織「GAVIワクチンアライアンス」は、中國の中國醫薬集団(シノファーム)、科興控股生物技術(シノバック?バイオテック)と、今年10月末までに、1億1000萬回分の新型コロナウイルスワクチンを調達する事前契約に調印している。11月以降も、長期に渡って、中國からワクチンが調達されることになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月1日