2年前、李さんが赤ちゃんを連れてデリバリーを配達する様子を捉えた動畫がネットで大きな話題となり、多くのネットユーザーが寄付を申し出たというが、李さんは、「皆さんの好意には感謝しているが、貧しくても志は保つべきだと思うし、自分自身の手でより良い暮らしを目指したいと思っている」とその申し出の全てを斷ったのだという。
李さん一家が住む借家。
今年、李さんはデリバリー配達のほか、ライブコマースをすることで、所得を増やしている。來年9月には、霏児ちゃんも幼稚園に通うことになる。李さんは、「娘もだんだん大きくなっていくから、自分の部屋も必要になる。そのためにも、もうちょっと大きな家に引っ越せるようになりたい。僕は大勢いるデリバリー配達員の一人に過ぎないが、娘は僕の全て。娘の笑顔が何よりも大切」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月20日