北京市人民政府天安門地區管理委員會は19日、「天安門広場の予約參観措置実施に関する通告」を発表した。それによると、天安門広場の良好な參観環境と參観の秩序をさらに整え、文化観光産業における予約制による參観という新たなトレンドに対応し、常態化した新型コロナウイルス感染癥の予防?抑制の情勢に合わせるため、天安門広場は2021年12月15日より參観予約制を実施するという。
この參観予約は天安門広場を參観する観光客(個人の観光客と団體ツアーを含む)に適用され、観光客は天安門広場參観予約サービスプラットフォームでの事前予約が必要になる。
毛主席記念堂、國家博物館、故宮博物院、中山公園、北京市労働人民文化宮など天安門地區で公開された施設の參観予約をすでに行っている観光客は、有効期間內の予約記録を提示すれば天安門広場も參観することができ、新たに天安門広場の予約を行う必要はない。
予約には4つの時間帯があり「旗掲揚」、「午前」、「午後」、「旗降納」となっている。「旗掲揚」は毎日の広場の開場時間(旗掲揚の1時間前)から旗掲揚式が終わるまで、「午前」は毎日の旗掲揚式が終わってから12時まで、「午後」は毎日の12時から広場の閉場時間まで、「旗降納」は毎日の旗降納の1時間前から広場の閉場時間まで。
効率のよい通行と十分な參観體験を保障するため、団體ツアーと個人は10日前から參観の予約が可能となっている(ツアーは參観の12時間前まで予約可能)。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年11月21日