甘粛省粛南ユグル族自治県內の水力発電所の監視カメラがこのほど、明け方に訪れた2頭のユキヒョウを撮影した。近年の祁連山エリアにおける人とユキヒョウの近距離遭遇はこれが初めてではないが、ユキヒョウが人類活動エリアに滯在するのは極めて稀だ。
ジャイアントパンダ祁連山國家公園甘粛省管理局張掖分局野生動植物管理科の馬堆芳科長によると、近年の祁連山生態環境問題の改善後、ユキヒョウを含む珍しい野生動物の姿がしばしば赤外線カメラによって撮影されており、人と數回「正面遭遇」したこともあるという。これは地域の生態の好転、生息地の環境改善を示している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年11月23日