春節(jié)が近づき、浙江省寧海県前童古鎮(zhèn)は獅子舞イベントの時期を迎えた。太鼓の音が鳴り、鮮やかな色の獅子が白黒の江南の町の春節(jié)を盛り上げる。

   前童古鎮(zhèn)獅子舞チームは前童鎮(zhèn)の小?中學生から成り、休み時間に學校の運動場や町內(nèi)の祠堂などで練習している。近年、この獅子舞チームは全國や全省の獅子舞大會で好成績を収めている。浙江省獅子舞大會で一等賞「少年獅子王」を2年連続で獲得したチームリーダーの張鎮(zhèn)浩さんは、「好きなことをしていると全く疲れを感じない」と話した。チームにとって、獅子舞は目新しいスポーツから體に染み込んだ文化の伝統(tǒng)へと変わった。

   古鎮(zhèn)獅子舞イベントの復興に、童攀峰さんは大きく関わっている。彼は26歳の時に映畫『獅王爭覇』に影響を受け、仕事を辭めて全國各地で獅子舞を?qū)Wんだ。2016年、政府の支援のもとで、故郷に戻り學校での獅子舞行事を普及させ、小?中學生の體づくりと文化の伝承を後押しした。

   躍動感のある獅子は生命の方向を指し示し、古鎮(zhèn)の少年を心を動かし、古鎮(zhèn)を生き生きとさせた。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2022年1月24日