子供が民族衣裝で新疆鄯善県吐峪溝郷吐峪溝村を歩いた（10月6日撮影）。

「中國歴史文化名村」の吐峪溝村は新疆維吾爾（ウイグル）自治區鄯善県に位置し、千年以上の歴史を持つ。古代シルクロードの宿場町で、世界のさまざまな文化が集まった。村には20カ所以上の貴重な文化財がある。

吐峪溝村に入ると、村人が自然の地形を利用し、現地でありふれた黃土を使って築いた生土構造の伝統的な民家を目にすることができる。人文景観と自然景観を一體化させており、まさに新疆の「生土建築博物館」だ。

現地はこの悠久な歴史を持つ古い村を守るため、吐峪溝村伝統村落保護?発展計畫を立て、歴史ある民家に「1家屋1設計」の的を絞った保護を行うことを明確にした。

吐峪溝村は2022年に新疆から「農村振興重點モデル村」に指定された。現地は既存の資源の強みを活かし、「アグリツーリズム＋産業けん引」の発展目標を立てた。プロの設計チームを招聘し、居住環境対策や観光関連施設レベルアップなどの改修を行った。

計畫によると、吐峪溝村は長期保護利用メカニズムを模索し、古い村落と民家の保護をアグリツーリズム開発と結びつけ、文化遺産観光資源の効果的な保護と観光経済の発展のウィンウィンを実現する。

新華社記者?胡虎虎撮影