中國青少年研究センターは28日、「中日韓3カ國の首都の小學生への生活習慣に関する研究」を発表した。北京市の小學生の放課後と休日の過ごし方は勉強が主で、約7割を占めた。自由になる時間は東京とソウルを下回った。夏休みにキャンプや地域のイベントに參加する割合は3都市全てにおいて2割に満たなかった。
同センターの孫雲曉?副主任は調査結果について次のように述べた。
東京とソウルの小學生は毎日放課後、塾や習い事に行く、あるいは家庭教師について勉強する以外は、テレビを見る、ゲームをする、友達と遊ぶなど娯楽活動を楽しむ。一方北京の小學生で放課後は帰宅してテレビを見たり、ゲームを遊んだりする割合は20.3 %に止まり、學校で友人と球技をしたり遊んだりするのが10.1%、友人と外で遊んでから帰宅するのが6.2%だった。3都市を比較すると、北京の小學生は毎日放課後を主に勉強して過ごし、スポーツや遊びは非常に少ないことがわかる。
中國青少年研究センター、日本青少年研究所、韓國青少年開発院の3研究機関は、2006年10月から3カ國の首都の小學生への生活習慣に関する研究を共同で進めている。調査対象は小學4~6年生。
「人民網日本語版」 2007年5月29日