約1時間の公演の中で、20人の少林寺の僧たちが、數十種の少林寺カンフーの最高の技を披露した。あまりのすばらしさに、兵士たちは萬雷の拍手を送った。僧たちにぶつかった腕ほどのふとさのあるこん棒が、すべてぽきんと折れてしまうのを見て、諸國の特種部隊の兵士たちはみんな自分たちも挑戦してみたいと思うことになり、こん棒やコブシで釈延武に向かって打ち込んだ。こん棒が折れてしまったり、拳がはくらかされてしまったりして、彼らはカンフーという中國伝統文化の粋をさらに深く知ることになった。イェフゲニ大尉は、「僕がずっと、中國カンフーを憧れてきた。今日、カンフの達人と技を磨くことができて、ほんとうにラッキーだった」と語った。
寫真:二指禪のわざ(二つの指で逆立ちすること)