8月8日の結婚屆提出の予約が各地で殺到している。結婚屆を優先させるため、四川省達州市の通川區婚姻登記処は8月8日、離婚屆は取り扱わないことを決定した。これついて、四川省民政庁婚姻収養登記管理処は「これが事実なら、是正しなければならない」とした。「新京報」が伝えた。
2008年8月8日(舊暦7月8日)は北京五輪開幕日にあたる。達州市では大勢のカップルが結婚屆を出す日にこの日を選んだ。同婚姻登記処の鄧朝暉?主任は「掌握している狀況によると、8日8日當日は結婚屆を出しに來るカップルが殺到する。この日は全職員総出で対応する予定だ」と紹介し、「また、離婚屆は取り扱わない。結婚屆だけを受け付ける」と表明した。
「8月8日に離婚屆が出せない」という決定をめぐり、すぐさまインターネット上でさまざまな論爭が飛び交った。成都市では「成都でも當日結婚ピークとなるが、離婚屆は出せるのか」といった市民からの問合せが相次いだ。これに対し、成都市民政局社會事務処の胡鴻氏は24日、「成都市では結婚屆も離婚屆も出せる。結婚する人が多いからといって、離婚を受け付けないことはない」と明らかにした。市民政局はこれについて特別に詳細規定を設け、結婚屆が多い理由で、離婚屆を受理しないことは許されない、といった內容の通達を出したという。
「人民網日本語版」2008年7月25日 |