|
建設中の紫峰大廈 |
|
完成予想図
|
南京市の緑地広場に建設されている紫峰大廈がこのほど、主要建築部分の最高部(381m)の建設を終えた。9月には、高さ69mの照明塔が屋上に取り付けられる。完成後の高さは450mとなる予定。江蘇省で最も高く、世界で7番目に高い建物となる。「現(xiàn)代快報」が伝えた。
すでに完成している建物のうち、完成後の紫峰大廈より高いのは、臺北101(508m)、上海環(huán)球金融センター(492m)、クアラルンプールのツインタワー(451.9m)、米國のシアーズタワー(442m、アンテナを含めると529m)の4つ。現(xiàn)在建設中の建築では、800mを超えるドバイタワーと490mの香港環(huán)球貿(mào)易センターがある。紫峰大廈は完成後、これらの建物に続く世界7番目の高層建築となる。
これほど高いビルを建築するには、消防?交通?水道配管?電気配線?清掃などの點で、一般のオフィスビルより手間がかかる。それにもかかわらず、なぜ高層建築は世界中で次々と建設されるのか。それは、高層ビルそのものがランドマークの役割を果たすからだ。「最も高い」という宣伝文句があればオフィス貸し出しのセールスポイントになる。
紫峰大廈は完成後、地下1階から地上6階までは香港恒隆集団の最高級のショッピングセンターとなる。10~41階はオフィス。42~81階はいくつかの階を除いてインターコンチネンタルホテルが入る。72階には360度の光景が楽しめる展望ホールが設けられる。最高部の完成を記念するセレモニーは9月19日に行われる。2009年末には竣工し、試用開始される見込みだ。
「人民網(wǎng)日本語版」2008年8月27日