| 北川羌（チャン）族自治県に住む12歳の中學生がこのほど國際連合事務(wù)総長の潘基文（パンギムン）氏に手紙を出し、先の四川大地震で最も深刻な被害を受けた北川に「國際愛心公園」を建設(shè)するよう提案し、また國連が毎年5月12日を「國際愛心デー」にするよう呼びかけた。中國新聞社が伝えた。
この中學生は北川中學1年生の経鎮(zhèn)壕くんだ。地震発生時にちょうど教室で授業(yè)を受けていた経くんと同級生4人は窓から飛び降りて幸運にも災(zāi)害を逃れた。しかし教室の他の同級生51人と先生は瓦礫の下に埋められてしまった。震災(zāi)後の3カ月間に全世界から寄せられた関心と暖かい心に深く感動した経くんは、潘國連事務(wù)総長に手紙を書くことを思いついた。
経くんは手紙で次のように記している。「潘様。被災(zāi)地區(qū)の數(shù)多くの子供たちの、暖かい心を持った人々への感謝の気持ちは言葉では言い表すことができません。私たちはこうした感謝の心と、感動的な事柄を永遠に記録して殘したいと強く希望しています。北川県は全國唯一の羌族自治県で、5月12日の大地震で最も深刻な被害を受けた県でもあります。私たちは、私たちの故郷である北川羌族自治県に『國際愛心公園』を建設(shè)し、全世界の人民がここで人間の偉大な愛を感じることができるようにしたいと希望します。同時に、私たち被災(zāi)地區(qū)の子供たちは、國連が毎年5月12日を『國際愛心デー』と定め、『國際愛心デー』を通じて大きな愛の心を感じ、伝え、愛の心に貢獻し、偉大な愛を後世まで伝えるよう呼びかけます。」
「人民網(wǎng)日本語版」 2008年09月01日 |
