中國では、今年8月8日の五輪開幕式當日に結(jié)婚したカップルが非常に多い。上海においても、その日、史上最多となる7198組の新婚カップルが誕生した。だが、その後2カ月の「試練」を経た後、離婚を考えるカップルが次々と出現(xiàn)している。
中國離婚問題コンサルティングサービス研究センターが15日に明らかにしたところによると、今年8月8日に結(jié)婚登記を済ませた夫婦のうち、今までですでに延べ300人が、同センターに離婚相談をもちかけている。同センターの責任者によると、中國で縁起がいいとされる「8」が連続してつく8月8日、しかもオリンピック開幕式とあいまって、多くのカップルが結(jié)婚の日取りを8月8日に選択した。この日に結(jié)婚登記手続きができるよう、多くのカップルが1カ月前からインターネット上での予約を済ませている。8月8日午前0時を過ぎた頃、上海市徐匯區(qū)、長寧區(qū)の婚姻登記処ではすでに順番待ちの行列が出來ていたという。だが、たった2カ月しか経っていない今、彼らの多くが離婚を考えている。その多くが年若く、結(jié)婚前の交際期間も短い。離婚の原因は多くが、結(jié)婚式の準備や、新居の購入?內(nèi)裝においてのいさかいで、中には、両家の親同士が上手くいかないなどの理由もある。
婚姻問題に関する専門家によると、戀愛中の若い人たちの多くが、交際期間も短く、お互いをよく知っている訳でもないのに、生涯2度とないこの「良き日」を狙って、あわただしく結(jié)婚登記をしてしまった。だが、戀愛期間には相手の長所しか見えないもので、結(jié)婚してから、生活する上での問題にぶつかったとき、相手に許容範囲を超える欠點があることが分かり、最終的に離婚を考えることになるという。
「人民網(wǎng)日本語版」 2008年10月17日 |