無動力のヨットで中國人初の世界一周に挑戦しているテキ墨さんが2年の歳月をかけて3萬5千海里を航海し、15日に中國領海に到達した。09年元旦にはついに出発地である山東省日照市に戻ってくる予定だ。「中國新聞社」が伝えた。
帰航中のテキ墨さんは世界一周の旅が順調に進んでいることと、もうすぐ無事に日照市に到著することを海事衛星を通じて電話で「日照號」世界一周航海成功の記者會見會場に伝えた。
テキ墨さんが操縦する「日照號」は直徑12メートル、マストが17メートル近くある無動力のヨットで、07年1月6日に山東省日照市を出発後、黃海、東中國海、南中國海を抜けて、ジャカルタ、マダガスカル、喜望峰、パナマに到達し、モザンビーク海峽、カリブ海などを通って、インド洋、大西洋、太平洋を橫斷。2年の歳月をかけた中國人初の世界一周航海がまもなく達成される。
「人民網日本語版」2008年12月17日
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