大陸部?海峽両岸関係協會(海協會)の安民副會長を団長とする「海峽両岸関係協會経済貿易交流視察団」一行14人は6日、7日間にわたる臺灣訪問の旅をスタートさせた。
臺灣?海峽両岸基金委員會(海基會)の江丙坤董事長は、臺北遠東國際大飯店(シャングリラ?ファーイースタン?プラザ)での宴席に安副會長一行を招待した。江董事長は、「安副會長をリーダーとした海協會理事?専門家一行による臺灣への経済貿易視察交流は、両団體の交流の常態化を象徴するものであり、その意義は極めて大きい」と述べた。
安副會長は過去に3度、臺灣當局から臺灣訪問を拒否された経緯がある。安副會長は、海基會の高孔廉?副董事長兼秘書長との會見時と江董事長が主催した歓迎晩餐會の席上で、「私にとって今回が初めての臺灣訪問ですが、見知らぬ土地という印象はないどころか、まるで我が家に帰ったような感覚を覚えています。我々は今回の訪問中に、臺灣の美しさ、臺灣の豊かさ、臺灣の繁栄を自分自身の目で確かめ、舊知の友人と再會し、新しい友人を得たいと望んでいます」とコメントした。
安副會長と江董事は、互いに贈り物を贈った。安副會長から江董事へは、毛沢東の詩に出てくる「只爭朝夕(※)」の四字が刻まれた石製の印章が贈られた。
※「満江紅 郭沫若同志に和す」に出てくる言葉。「一萬年太久(一萬年は長すぎる)」を受け、「一刻を爭うのみ」を意味する。
「人民網日本語版」2009年4月7日 |