「2009年気象災害防止軽減キャンペーン?ボランティアツアー」が5日、成都でスタートした。同キャンペーンの目的は、気象災害防止?軽減に対する國民の意識と能力の全面的向上にあり、參加者數?対象地域?規模ともに國內気象事業史過去最大のボランティアによる気象災害防止軽減キャンペーンだ。
総勢約2千人の大學生ボランティアと気象専門家が、全國31省?自治區?市に分散して赴き、気象に関する現地住民の疑問に答え、気象災害の予報警告や予防知識を各家庭に普及させる。
成都信息(情報)工學院の周定文院長によると、「2009年気象災害防止軽減キャンペーン?ボランティアツアー」のボランティア約2千人は、北京大學、四川大學、蘭州大學、中山大學、南京大學、成都信息工程學院、雲南大學、南京信息工程大學の8大學に在籍している、雷?稲光科學技術や大気測定を専門とする教師と學生という。ボランティアは200チームに分かれ、資料70萬組を攜え、中國気象災害予防事業が最も立ち遅れており、最も必要とされる地域のひとつである農村をターゲットとして、1カ月間にわたり、コミュニティ、工場、學校などに深く入り、気象に関する科學普及宣伝や調査研究活動を広く繰り広げる。
キャンペーン隊各チームは、擔當地域の自然災害の特徴を把握した上で、寫真展、科學教育映畫、知識講座など、分かりやすい様々な方法によって、頻発する自然災害の早期警報?予防知識を現地住民に効果的に普及する。また、社會各分野での気象に対する住民の知識?理解の普及情況や學校、企業など各機関の防災意識や具體的な予防措置を十分に調べ、掌握する。さらに、農村に深く入り込み、極限に達しつつある各種気候変動が農村の生産活動や生活に及ぼす影響について調査を進める。
「人民網日本語版」2009年7月6日 |